キーワード選定とは、GoogleやYahoo!などのインターネット検索の結果において、上位表示したいキーワード(SEOキーワード)を選ぶことです。
オウンドメディアやブログの運営にあたり、キーワード選定は一番重要といっても過言ではありません。
「キーワードを制する者はSEOを制す」という格言があるくらいです。
ここではキーワード選定がいかに重要であるか、5つの理由を徹底解説します。
そもそもSEOとは?簡単におさらいしよう
SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字を合わせたもの。日本語では「検索エンジン最適化」であり、「Googleの検索エンジンの検索結果において上位表示させるための施策」を意味しています。
ホームページやブログを含め、オウンドメディアにアクセスを集める(集客する)方法は複数ありますが、「費用をかけずに見込み客を集められる」という点が大きなメリットです。
例えば、あなたがホームページ制作のビジネスを行っていたとして、運営するWEBサイトのページが「ホームページ制作 大阪」という検索キーワードで1位に表示されていたとしたらいかがでしょうか?
「ホームページ制作 大阪」というキーワードは月に2000回ほど検索されています。
つまり、毎月2000名の見込み客がページを訪問してくれる可能性がある、ということ。
ユーザーが検索するキーワードは無限にあります。
SEO対策をしっかりと行って、さまざまなキーワードで上位表示させることができれば、たくさんの見込み客が“勝手に”“無料で”あなたのWEBサイトに訪れるようになるのです。
考えただけでもワクワクしませんか?
検索キーワードの選定が重要である5つの理由
【1】ユーザーは悩みをキーワード化して検索するから
将来あなたの商品やサービスのお客さんになるであろう検索ユーザーは『知りたいこと・悩んでいること・解決したいこと』を調べるために、必ず『キーワード』を入力して情報を探します。
↓
②表示された検索結果の中から記事を選ぶ
↓
③タイトルをクリックして記事を読む
このような流れで情報収集していくのです。
例えば、冷蔵庫に白菜だけ大量に余ってしまってた場合、「白菜 レシピ 大量消費」のように入力し、白菜を使ったレシピを検索するでしょう。
悩みをキーワードに変換するわけです。
だからこそ、あなたの商品やサービスを購入するお客さんが「どんな悩みがあってどんなキーワードで検索するのか?」をよくよくリサーチすることが大切。そして、そのキーワードをテーマにしたコンテンツを作成することが大切なのです。
もし、そのキーワードの検索結果において上位表示されるようになれば、GoogleやYahoo!の検索エンジンからどんどん集客できるようになります。
キーワードがお客さんとあなたのメディアを結びつける「愛のキューピット」になってくれるのです。
【2】自分が求めるお客さんを集めることができるから
あなたにとっての理想のお客さんはどんな人でしょうか?
理想のお客さんが検索するであろうキーワードを知り、そのキーワードでコンテンツを作れば、当然のごとく理想のお客さんを呼び込むことができます。
とても理想的ではありませんか?
逆にいえば、適切なキーワード選定が出来ていないことで、「あなたが想定しないお客さんでがきてしまう」というミスマッチがおこる可能性があります。
・あなた・・・十分なサービスを提供できない(涙)
お互いにムダな時間とエネルギーを使うことになるでしょう。
最悪、クレームになる可能性が容易く想像できます。
【3】どんなに頑張っても需要がなければ意味がないから
ユーザーはキーワードで検索しますので、ユーザーが検索するであろう(検索需要のある)キーワードを意識してコンテンツを作ることが大切です。
検索需要がないキーワードでいくら頑張っても、何時間もかけて記事を書いても、誰も読んでくれません。ただの自己満足です。
実これって、ブログで結果を出せない人によくありがちなパターンなんです。
特に無料ブログで記事を書いている人に多いです。記事をアップしたときだけアクセスが集まるけど、そうでないときはアクセスがほぼゼロ。だから書き続けないといけない・・・。
検索需要がないキーワードで記事を書いても、資産として積み上がっていきません。検索需要のあるキーワードを選ぶことが大切です。
【4】需要と供給のバランスが大事だから
キーワード選定において検索需要はとても大切ですが、需要があれば何でもOKではなく、ライバルを意識することも大切です。
どんなに検索需要があっても、ライバルが強すぎた場合には、あなたの記事が上位表示されることはないからです。読まれることもありません。
特に、テレビ等でよく見聞きするような有名企業だった場合、SEO対策に高額の費用をかけていたりします。個人レベルではとても太刀打ちできませんから、強いライバルが多いキーワードは避けるようにしましょう。
ライバルチェックの方法はまた別の記事で解説します。
キーワード選定では需要と供給のバランスが大切で、検索する人が多くライバルが弱いキーワードを狙うのが一番効率が良いといえるでしょう。
【5】穴場キーワードが見つければすぐに結果に結びつくから
多くのキーワードにおいては、すでに誰かしらがコンテンツを作成済みですが、「とても濃い悩みなのにライバルがほぼゼロ」のような穴場キーワードが見つかることもあります。
穴場キーワードが見つかることで、記事を書いたら「即上位表示」「アクセスが集まる」「商品購入」などの結果に結びつくことが期待できます。
Googleの検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドに次のような文言があります。
読者が求めているものを把握して提供する
ユーザーがコンテンツを探すときに検索しそうなキーワードを考えてみましょう。そのトピックについてよく知っているユーザーは、よく知らないユーザーとは異なるキーワードを検索クエリで使用するかもしれません。
たとえば、長年のサッカーファンは「国際サッカー連盟」の略語である「fifa」というキーワードで検索し、新しいファンは「サッカー プレーオフ」のようなより一般的なクエリを使用するかもしれません。
検索行動におけるこのような違いを予測し、(キーワードの語句を上手く取り入れて)コンテンツを記述するときに考慮すれば、良い結果をもたらす可能性があります。
このように、検索ユーザーのことをよく理解することで、そのジャンルならではの特性のあるキーワードが見つかったりします。
また、オウンドメディア運営を継続していると、アクセス解析をすることで「どんな検索キーワードからの流入なのか」がわかるのですが、その中には「なるほど!そんなキーワードもあったのか!」という穴場キーワードがあったりします。
運営を続ければ続けるほど、そのような穴場キーワードも発見しやすくなります。穴場キーワードも見つけるためにも、リサーチと分析は徹底したいところです。
まとめ~キーワード選定を極めよう!
以上、5つのポイントにて、検索キーワードの選定の重要性をお伝えしました。
適切なキーワード選定をすることで・・・
・アクセスを積み上げることができる。
(右肩上がりでアクセスアップ!)
・効率良くアクセスを増やすことができる。
・穴場キーワードで即結果につなげることができる。
などなどのメリットがあります。
自動で優良顧客を集客し続けるオウンドメディア・ブログに育てることができます。
ということ。
もちろん逆もまた然りです。
だからこそ「キーワードを制するものはSEOを制す」と言われるほど、キーワード選定は本当に大切なのです。
キーワード選定について徹底的に学んでいきましょう。